تسجيل الدخول私は霊念ことホシイ・ノブシゲである。私は今ボルネオ島の密林地帯にいる。隣にはマエダ侯爵の倅に当たるトシマサこと萬念もいる。
「霊念よ。まさか俺たちがこのような場所に行かされるとは思いもしなかったぞ」
「そういうな。吾輩だけが行くことにしたのであるが同行したいといったのは萬念。君のほうだぞ」
「そうだった。しかし、話には聞いていたがモノスゴイ密林だな。そして湿気もすごい。で、下手に肌をさらすと毒虫にやられるかこれはこれでかなり過酷な環境でもあるな」
「そうなるな。まあ、俺が考案していた飯盒やら携帯式竈、携帯式住居、携行保存食料なんかのフィールドテストができるのは幸いだがな」
「ああ。確かにこの飯盒というのはとても便利だ。汎用性に優れ携行性も高いこれは是非ともだよなぁ。それにしてもあのクソ教授はむかつくな」
「それは言えてる。俺たちが出した論文を皆横取りしていやがった。添削を願い出たらいつの間にかその論文が皆教授のものとして発表されていやがったからなぁ」
「まあ、一度ならだがもしも次同じようなことしたらだな」
「そうだな。霊念。さて、お湯が沸いた。水筒にお湯を入れようぜ。まあ、せっかくのお湯も時間がたつと冷めちまうのが問題点だな」
「そうだよな。で、俺達の本来の目的である植物採取だが本当に役立つ植物があるのかね。萬念よ。俺にはその辺の知識はカラッキシだからな」
と俺が言うと。萬念は答える。
「そりゃあ、あるよ。まあ、だけど霊念は化学や素材化学、武器の扱いに秀でているじゃあないか。お互い様だとおもうがね」
「そうだな。とりあえず護身用に俺が開発した自動小銃と小型携行式擲弾銃は用意してある。まあ、小銃はともかく擲弾を使うようなことにはならないことを祈りたいがね」
「だな」
という感じで俺達二人はフィールドワークを兼ねて密林地帯にいる。俺が開発した部材や研究の実験を兼ねて灼熱のジャングルでいろいろなデータ取りをやってる。
そして萬念の方は新たな薬草や植物のサンプル採取を行っている。で、俺は俺で彼の護衛と銃砲の熱帯地帯での稼働試験をやってる。で、俺達のほかにポーターとして獣人族が数名いる。まあ、このチームの食料、安全確保が俺の役目でもあるな。
まあ、彼も一応銃砲火器と棒術は目録クラスだが、それでも相棒がいるといないでは全く違ってくるのである。
そして携行食料を使いつつ、食料確保のために猪などの動物を仕留めて食料としていたね。
そして、現地の獣人族と懇ろになったりしていたがそこは彼女たちにとっても貴重な外部からの遺伝情報の提供し塩などの交易品の対価としてだったりする。
まあ、錬金術師とはいえその辺は意外とユルユルである。事実上級の僧侶やら教授連中は密かにその手の歓楽街に行ったりしているのが公然の秘密となってる。まあ、女性を犯すというか関係を持った場合は宗派によるけれど概ね還俗すれば問題なしである。
そしてジャングルの拠点で数か月滞在し多数のサンプルを集めた我々は彼女たちと共にパリクパパンの港町にやってきた。
「そのなんだ。ポチ、ミケよ。運び屋と案内をしてくれて感謝する。約束の報酬だ」
俺はそう言って10両金貨を渡すとミケは言う。
「こんなにたくさんのお金ありがと。それとこの銃と弾薬をもらっていいのか」
「ああ。その銃で自らを守るがいい。それにしても君たちはとても呑み込みが早いな。獣人族は人族の頭の回転は遜色ないようだな」
「旦那には感謝してるに私達に読み書き教えてくれたことにはかんしゃするよ。他の皆も同じく感謝してるさね」
「で、他の皆はどうしたんだ」と俺が言うとミケは答える。
「その。私を含めて皆孕んだよ。ポチは孕まなかった。あんたに責任取れとは言わない。我らは人族と交わって子をなす。我らの集落に人族の男少ない。血が濃くなりつつあった。血を薄めるため貴方方の精が欲しかった。で、あんたたちはそれに答えてくれて感謝するよ。で、ポチはお前の従者になると決めたそうだ」
それを聞いて俺は驚く。
「どうしてだ」
俺が尋ねるとポチは言う。
「お前とても強い。それに孕まなかったのは私だけ。それで族長に言われた。お前は外の世界に旅立てと。で、私はお前に仕える。お前が修行僧というのもわかるが従者として扱ってくれるかそれとも弟子でもいい」
俺が困惑していると萬念が言う。
「霊念よ。こうなった以上連れていくしかないな。それに獣人族が錬金術師になってはいけないと言う法もないしな。だが、ポチよ修行は厳しいぞ」
「覚悟の上である」
「そうか。じゃあいっしょに行くのだな。ミケたちとは永久の別れになるかもしれんぞ」
「それも覚悟の上だ」
「判った。トシナガよ乗船券もう一人分調達だな」
「そうだな船が出るのは数日後だが。どうにかなりそうだ」
そしてミケに銃と報酬の金を渡したあとミケは港町から村へと帰って行った。
そしてその日のうちに俺たちの乗船券を確保に成功した。まあ、扶桑国からの研究者とその従者と言う名目で乗船券を得ることができたのはよかった。
数日後
汽笛がなり船は港の岸壁を離れて船は一路ジオシティに向けて進路をとった。
まあ、パリクパパン周辺には燃える水が取れるのでその水を満載した船が多数行き来してる。我々はサウスアジア国首都である海獅子から扶桑の首都であるジオシティ行の定期船に無事乗船できた。
途中、ダバオ、マニラ、タカオ、那覇を経由して首都周囲のヨコハマという港への航海だそうだ。日数は20日前後かかるそうなので俺は従者となった彼女に基礎的な知識や礼儀作法などを全て教えたね
ヨコハマの港に船がたどり着き、そこで俺たちは数日間の検疫を受け我々は無事にヨコハマの地に足をつけた。
そこで意外な人物と再会したのである。
「ノブシゲじゃあないかもしかして」
「誰だ。って。ユキムラなのか。久々だな」
「そうだな。俺たちは遠洋航海からの帰りでな。で、ヨコハマで散策していたわけだ。まさかお前とこの地で会えるとは思いもしなかったぞ」
「そうだな。とりあえず一杯やるか」
「いいね。だが修行僧が良いのか」
「別に酒を飲むわけじゃあない。食事するくらい問題なかろう。トシナガもどうする」
「愚問だな。旨いものを食える機会なんざないからな。俺もご相伴になるぜ」
と、いう感じで俺たちは久々に再会したユキムラとヨコハマの町で食事と相成った。で、ユキムラが目ざとく隣の犬族の女を連れているのを見て尋ねた。
「彼女はどうしたんだ」
「南方でフィールドワークしていたその時にポーター兼スカウトとして雇ったのだが彼女が従者になりたいと来たので従者にした。むしろ弟子ということになるな。むろん大学にも了承済みだ」
「そうか」
そんな感じで龍鳳飯店という看板があった店に入った俺達であったがユキムラを見るなり店の主人が平伏していた。
「あ。貴方様はもしやユキムラ様ではありませんかな。この独特の刀は忘れはしませんぞ。この王大人(ワンターレン)貴方様から得た恩義を忘れたわけではございませんので」
で、ユキムラは言う。
「もしかして。オエンベリで質の悪い借金取りに絡まれていた親父か。出世したな見たところ店構えは小さいけれどなかなか大入りの店ではないか」
「ええ。積もる話もございましょう。とりあえず今夜は我々が腕によりをかけておもてなしをいたしますので」
「そうか。ただ、我らも軍資金もさほど多くはない。とりあえずこれだけの予算で頼めるか」
と言ってユキムラは1両銀貨を数枚を出す。俺もそれを見て10両金貨を出した。
「親父、これも今回の宴の足しにしてくれ。余ったらその分は祝儀ということにしてくれ」
「さようでございますか。ならばこのワンターレン背一杯もてなさせてもらいますぞ。そちらの獣人族の方もですな」
「そうだ。彼女も大事な客人故に粗相のないように頼むぞ」
「もちろんですぞ」
という感じで前菜から始まり冷菜、スープ、主菜が数点とまあかつての中華大陸の料理がこれでもかとばかりに出されたね。最後はチャーハンと燕の巣のスープで絞めというコース料理がとても美味であったね。
まあ、ユキムラからあの時の50両がこういう形になって帰ってくるとはというかんじだったな。
翌日俺たちは上野の大学に戻り今回のフィールドワークの報告書を作成しその研究成果を論文にまとめ上げることに専念していた。
そして数週間後・・・
「霊念殿。お疲れ様です。どうです進捗状況は」
「ああ。完成したぞ。あとは教授に査読してもらうだけだ。どうなるかわからんがとりあえずこの論文が無事に通過すればだな。ポチいや。瑠璃よお前もよく仕えてくれるな」
「はい。貴方に仕えるときめたから。それに力仕事ならばお任せください」
まあ、研究の内容としては霊念こと俺は高温多湿環境下での缶詰等保存食料の耐久性、および金属薬莢の耐久性テストの結果や問題点に関しての論文を、萬念ことトシナガはボルネオにおける地質調査データと植物類の標本を纏めて論文として出したそうだ。
そして俺達二人は仲良く教授に論文を査読してもらうことになった。それから数日後俺たちは驚くことになる。
数日後 いつものように日課の研究をしようとすると瑠璃からトンデモナイ血相で俺たちの所にやってきた。
「ご主人様大変だ。この官報をみてほしいのだ」
そういって瑠璃が握りしめていた官報を受けとって読む俺達は絶句する。
「なんだと・・・。あの屑教授め。一度ならず二度までも最早勘弁ならん」
「そうだな。ここまで舐められた真似するなら最早是非もなし。古来の侍の作法に従って金教授をやるしかなかろう」
「だな。古来の侍は”舐められたらその相手を殺す”俺たちを舐めた報いはしっかりと払ってもらわねばな」
で、俺たちはその日は研究を停止してそして旅支度を始めていた。最早この腐った学び舎には用がないからだ。萬念も同じ考えに至ったようだ。
その日の夕方俺たちは教授に事の真相を訪ねてみることにした。
「金教授。いったいなぜこのようなことをした」
それを聞いた教授は言う。
「ふん。この界隈ではよくあることだよ。私が不調な時に弟子の研究を借用するそれが常識さね。あ、そうそう。これで得た収益の一分は君たちに渡すので安心しろ」
それを聞いた俺よりも先にトシナガの方が激高して訪ねていた。
「納得いかない。お前はいつもこうだ研究をするでもなく日々接待だので甘い汁ばかり吸って労苦は俺たちにか。さすが半島系の腐れ根性ですねぇ。ご立派ですよ。そうそう、教授。実は次の論文にしようかというテーマがあるんですよ。これなんですがね」
といってとある研究データを見せていた。おれはそれを見てトシナガに言う。
「これってまさかあの雷管の雷しょうに使うのと即発性の液体爆薬のやつではないか。俺達でもあれは危険すぎるからと中止にしたやつだぜ」
「だからさ。あの教授がやらかせばいいのだ」
「なるほど」
そして教授はニヤリと笑いながら言う。
「ほう。随分とご立派なものではないか。これをどうしろというのかね」
「いえね。我々では手に負えないので教授自らこれを研究なさってはどうでしょうか」
「うむ。そうさせてもらうかね。早速実験だ。おい。雲景、瑞敬一緒に来い」
という感じで件の教授は取り巻きの二人を連れて研究所に入ったね。
俺たちはその様子を見てすぐさまそのまま部屋に戻り旅支度を済ませることにした。もちろん瑠璃もいつでもずらかれるようにしていた。
「ご主人様。なぜあのクズをやらなかったのだ。ご主人たちなら素手であの肉団子をやれたはず」
「まあ、そうだが。人族はいろいろと厄介なのさ。さてそろそろのはずだが・・・」
と、その刹那巨大な爆発音がして窓ガラスがすべて割れてしまった。そして外を見ると研究施設の建屋が木っ端みじんに吹き飛び我らの学び舎にも火が回り始めていた。俺たちは旅の装備をすべて地中に隠し、即座に非常用移動式消火ポンプを運び出し消火栓を繋いで火元に注水するという消火作業に従事したね。
まあ、火はかろうじて我らが寝起きする居住区には延焼しなかったけれど学び舎部分は完全に焼け落ちてしまったね。
警察がきて事情聴取が始まったが、俺たちは金教授が我々の忠告を無視して即発性爆轟火薬の実験をした直後に爆発が起きたと証言した。
そして警察はこの事故の原因は金教授が実験した液体爆薬の自然反応による大爆発にともなう事故という事になった。
事情聴取から数日後俺たちは堂々と退学届けをかろうじて無事だった事務局に提出して大学を去ることにしたよ。
学び舎は全焼、研究棟も木っ端みじんに破損という状況ではとても研究ができないからという事で大学側も休学というか全面休講もしくはそれぞれ課外授業をせよとの通達が着て他の学生たちも皆寮を引き払ってという事らしい。
俺達は大学を退学したその足でハンター協会に出向き。ハンター登録を行った。皆そろって新米ハンターということになりハンター協会所属を示す手帳とカードを交付されたね。それは身分証としても使えるのでなくさないようにと言われた。まあ、再発給も可能であるときいたので少しは安心したがね。
登録したその足でどこに行くかと話し合っていたらトシナガが言う。
「とりあえず叔父のところを訪ねてみないかそこからどうするか考えようぜ。まあ、親父の所も先の爆発事故で屋敷の一部が焼けちまったようだし、それに俺が舞い戻ってきたらまた厄介なことになりかねんしそれでだ」
「そうか。で、そのお前さんの叔父は何処にいるのだ」
「ヨネザワというところだ、上杉伯爵の元で旗本をしてるようだ。名前はマエダケイジロウという。父の実の兄貴の子供になるかな」
「そうか、ではいくとしますか」
そして俺たちは上野駅の切符売り場で、上野駅からヨネザワまでの切符を買った。18時にウエノ駅を出発し常磐線経由青森行の夜行列車だそうだ。まあ、俺たちは途中の福島というところで別路線に乗り換えとなるが、楽して移動できるならばそれに越したことはないからな。
列車の出発まで少し時間があったので俺たちは上野駅近辺にあるカフェーというところでコオヒイとなるものを飲むことにした。とても苦かったが病みつきになりそうな味であったよ。このコオヒイを再びこの店で飲めるかどうかわからんがね。トシナガは牛乳を飲んでいたし瑠璃は退学したからポチに戻るかと尋ねたら彼女はこの名前が気に入ったらしくそのまま名乗るそうだ。
まあ、真名はポチであるがその名を知るものはという事だろうな。瑠璃はジャンボパフェとプリンとなるお菓子を食していたな。まあ、こうして彼女が旨そうに食う姿をみるとなぜか癒されるがね。
出発までのこり30分を切ったので駅舎に向かいそこで夕食のお弁当とお茶を瑠璃が買ってくれたね。
俺たちが買った切符は3等車の切符だったので3等車に乗り込みそして荷物を網棚に上げて座席に座る。そして懐中時計の針が18時ちょうどに列車は汽笛を上げて出発したよ。
俺達が乗っている機関車は内燃機関を使ったディーゼル機関車でその運用は機械人がやってるようだったが、人族や獣人族は蒸気機関車の足回りなんかに油を指したり蒸気機関車の釜炊きや機関士をしていたようだね。
そして翌日の昼頃ヨネザワにたどり着いた俺たちは慶次郎氏の所に尋ねることとなった。
我は名前はホシイノブシゲ。機械族たちの依頼を受けて機械獣の製造拠点を無力化してくれという依頼を受けてそれを見事に達成し、機械族からその報酬として基地周辺の領有権及び統治を任されることとなった。機械族の大半は避難のために移住を選ぶが若手や年寄りたちはあえてこの地に残ってくれたのはうれしい。ここの工場により今まで作れなかった機材が作れる上に吾輩と妻の二人がMSを動かせる人間と聞いてということらしいが・・・。まあ、妻のエカテリーナであるが機械族の医師に診てもらうと見事に妊娠していた。どうやら妊娠2か月とのことなので一番危険な時期と言われたので彼女は実戦からは遠ざかってもらうことにした。妻の方も察していたようだ。彼女は機械族が移動する際の飛行機に同乗することになり、子供を宿した女を置いておくほどということである。別れ際の様子をここに知るす。「まさかそのなんだ。でかしたというべきだろうな。男か女かはまだわかる状況ではないしな」「そうだね。私の腹の中にダーリンとの子供がいると思うとね。でも、良いの?私が前線離れて」「大丈夫だ。というか今の時期が一番危険な時期だからな。子供が生まれるまでマルチのところにいてくれ。この場所で何かあっても対応できずに我が子が流産ならまだしもエカテリーナまで死んだとなったら目も当てられん状況になるからだ」それを聞いたエカテリーナは言う。「そっか。わかった。ダーリンも私がいないと言って他の人族の女と浮気したら駄目よ。ムチャ、ミケさん自身が良かったら、ダーリンをつまみ食いしてもいいわよ」「それは光栄というべきなのかにゃ。奥様としてはそれでいいのでしょうか」「ん。どうせ。ダーリンの性欲をオオヨド一人では無理だし、ある意味ハーレム状態でしょ。あたしも一応遺伝情報提供という義務は知ってるからあなたたちがダーリンの子種を欲しがって交配しても止めようがないしね。だけど、ダーリンの一番は私だからね」という感じで話し合いは無事に終わる。翌朝輸送機が来て彼女たちは乗り込んだ。それから数時間後、機械族たちが無事にマルチの村にたどり着いたという情報が無電で来たので我はひとまず安心した。ATはいわば戦闘用パワードスーツであるが、この工場の倉庫に朽ち果てた手足の生えたポッドを見つけて機械族の一人であるレオンに尋ねてみるとどうやら作業用小型モビリティ
我の名前はホシイノブシゲ。シベリアでハンターをしてる。獲物は原種の狼やウサギ、トナカイ、ユキヒョウや機械獣などの狩りをしてるハンターである。仲間として多数の獣人族たちを部下として引き連れており、今ではAT6台MS3機(予備機含めて)を保有するハンター集団としてシベリアで活躍してる。今はシベリア北部にある半島を拠点としていた機械人の集落の人間の依頼で、半島の隅に建っている機械獣の生産拠点の制圧という任務をやることになった。話の始まりは近隣の機械族から頼まれたことが始まりであるが、ここを無力化できれば少なくてもシベリア東部における機械獣ラプチャーの数は大きく減るという話を聞いた上、報酬として機械族から成功したらここ一帯の所有権を認めるという言質及び契約書を交わし、我々も拠点ができるならばということで依頼を引き受けることにした。そして月の無い深夜・・・「いよいよ。敵基地に侵入する。対人防護システムはほぼ死んでいるというがアナログ的な罠が張り巡らされている可能性が高い油断するな」「具体的にどのような罠があるのでしょうか」エカテリーナの質問に俺は答える。「そうだな。とりあえず原始的だけど嫌な罠として落とし穴や道にロープを張ってその先にナイフを仕掛けてそのロープが切れたら上から重量物が落下して直撃させるとか棘が付いた棒が襲ってくるとか、後は生け捕り目的としては同じようにして足元から急に網がせりあがって捕獲されるとかになるな。あと現地住人がけものみちに同じような罠を仕掛けてロープが切れたら矢が飛んできて獲物をしとめるとかそういう罠もあるだろうな。まあ、今あげた罠は野外での罠だが他にも鳴子という原始的な警報装置で知らせたりする罠もある」それを聞いたエカテリーナは目を輝かせて言う。「やっぱりダーリンはすごいよ。あたしではわからなかった罠をいくつもあげてくるなんてすごい。ますます惚れたよ」「そうか。まあ、とりあえず今は作戦を遂行しよう」そういう感じで我々は敵基地へと無事に侵入したわけだが妙な違和感を感じていた。「オオヨド。妙だと思わないか。施設などが妙に綺麗だ。まるで知的生命体がここを根城にしているような感じがするがどう思う」「確かにそう感じますね。見てください。これを」彼女が指をさした先を見て確信した。「こいつは動物の骨や芋の皮それもまだ数日と経過し
俺の名前はホシイノブシゲ我ら一同は機械族の依頼を受けて破壊されたMSの残骸を回収してレストアする仕事の為シベリアの大地を探索していた。「周辺に敵反応は無しか・・・。オオヨドよアベンジャーが死んじまったのはこういう警戒時には痛いよな」「確かにそうですね。ですがやるしかないですねぇ」とまあ、そんな会話をしてると見張りをしていたアヤコから報告が入る。「ボス。8時の方向距離1000で黒煙が上がっているぞ。どうする迎撃するか」「もちろんだ。総員戦闘配置につけ。ミトラ達は先行して情報収集を頼むできるか」「問題ないぞ。いつも通りホバーバイクに乗って威力偵察すればいいのだな」「スマンな。手間をかける」そんな会話をしつつ彼女たちが飛び出したのを見た我々もまた戦闘準備をはじめATとMSの出撃準備を始めていた。そして10分後偵察をしたミトラ達からの報告により大型ラプチャーを含む敵機10前後の部隊と判明したので我らはトレーラー数台のコンボイの護衛を機械族の皆さんに任せて我々は即座に出撃し、ミトラから再び報告が入る。どうやら商人らしきキャラバンが襲撃されているという情報だった。「これは一刻を争うぞ。オオヨド急ぐぞ」そんな感じで襲撃現場に急行した我々であったが例のキャラバン隊は手遅れに近い状況であった。「ギンたちはミトラと合流後掩護にまわれ俺が敵と相手する。行くぞ」という感じで大量のラプチャーたちを撃破してとりあえず周囲をクリ
我名はホシイノブシゲ。元修行僧であり、ハンターギルドに登録したが、とある事件をきっかけにギルドとは疎遠なハンターとしてMS徽章とそれを制御するオオヨドという桜クラスのドールを相棒としてシベリアの大地で稼いでいるハンターである。お供というか部下としてオオカミ族、トラ族の獣人を計8名仲間にして彼女たちには3両一人扶持で雇っていたりする。シベリアにあるとある都市で機械族の依頼を受けた(11話参照)俺達は彼女らが運転するトラックの荷台に乗って彼らの集落へと向かっていたのである。「アベンジャーは上空に飛ばして後を追わせているが俺が偵察しなくて大丈夫なのかねオオヨドよ」「そうですね。まあ、とりあえずマルチさん達がそういうならばですね」「だが、警戒は怠らないほうが良いな。お前たち対空、対地警戒は怠るなよ」と俺が言うとギンたちは無言で頷き渡された双眼鏡で上空と平原を覗いていたのであるが、アベンジャーが急降下してきたことをギンが伝えてきてくれた。「どうした。アベンジャー」「前方10キロ先に敵ラプチャー4体を見つけた警戒せよ」「判った。オオヨド乗るぞ。リキたちは機関銃の用意と状況により携行式ロケット砲の使用も許可する」「了解だ」そして俺は運転台にいるマルチたちに窓を開けさせて前方8キロ弱に敵を見つけたので退避ないしは戦闘用意せよと伝えるとマルチが聞いてきた。「本当ですか。ではイルファさん救援要請をとにかくトラックを止めて迎撃に移りましょう」とマルチが言うとイルファもうなずく。そこからは流れはとてもスムーズに進み、飛龍に乗り込んだ俺とオオヨドは雲を使ってラプチャーから身を隠してそのまま一気に急降下し敵ラプチャーに銃撃と手持ち式爆弾を投げ込んでラプチャー3体の破壊に成功し、残ったラプチャーに関しては地上のリキたちの弾幕で撃破することに成功していた。まあ、どうやら小型の地上型ラプチャーだったのが幸いだったがその様子をみたマルチたちは唖然としていた。補足するとラプチャーとは機械獣の亜種であり、金属の骨格に生体細胞を組み込んだタイプがそれにあたる。過酷な環境に適合したともいえる新種である。なお、旧型の機械獣は徐々に姿を消してこの新型ラプチャーに置き換わりつつあるそうだ。なお、ラプチャーコアは機械族の動力源になるがこれを放置するとあらたなラプチャーになったり機械獣が生
俺の名前はホシイノブシゲ。まあ、元ハンターというべきだな。ウラジオでつまらん政治闘争のゴタゴタに巻き込まれて兇状持ちのお尋ね者となったが後悔はしていないな。なぜならばそれを選んだのが我の意志で決めたこと故にだ。とりあえず俺達は4人のオオカミ族と共にシベリアの大地を移動していた。まあ、特に行く宛も無くシベリアを放浪してる身分である。まあ、表向きは毛皮や恐竜ハンターという名目であるがね。で、シベリアのとある町で食料と弾薬の補給のために俺はフードとマントをつけて村に入ってみるとどうやら手配書となるものはなかったようだった。それでもウラジオが武装した野盗に襲撃されて総督以下上層部の大半が死んじまったという話が流れているようだったね。そして店に入った俺は店のマスターに言う。「スマンが7,62mm小銃弾1000発と食料と燃料を貰えるか」「あいよ。お客さん良い銃だね。何処で手に入れたんだ」「ん。死んだ野盗の連中から頂いた。見たところカービンモデルで連射も可能なんでおれは気に入ってる」「そうかい。ほらよその小銃用の弾薬1000発だ。其れと食料としてジャガイモ60キロ、干し肉15キロ、塩、香辛料、ラードがそれぞれ20キロと炭団と石炭合わせて50kgだな締めて。48両85銭と言ったところだな」「わかった。それじゃあ。言い値で買わせてもらうよ。扶桑両でいいか」そういって俺は無言で49両を店主に握らせる。「釣りは要らんよ。おっちゃんもあんまり阿漕な商売はするなよ」「減らず口を叩くな坊主。これでもわしは誠実な商売をしてるのだぞ。扶桑両なら多すぎる釣銭は返すぞ」そういって店の親父は1両銀貨3枚釣銭として戻していた。「そうかそれは御見それいたしました。じゃあ、また」そういって俺が店を出ると同じような格好をしたギンたちもいた。「どうだった。街の様子は」「ん。一応あたし達も持ってる刃物の手入れをしに鍛冶屋に行って研ぎなおしてもらったよ。あと、砥石と手斧とナイフを何振りか買えてよかったよ。毛皮のほうだけど取り合えず鹿革が占めて50両、ウサギの毛皮が25両だったね。まあ、あたし達が獣人族とみて足元みようとしていたからちょっときついお灸をやったらね。でもウラジオ両だけどね」「そうかまあ、とりあえず動物を仕留めてそのお肉はわれらが食って毛皮を鞣して食い扶持を稼いでるがど
「距離6000敵本隊を発見数はAT10機歩兵多数というところですね。では参りますか」「おうよ」そういって俺はゲルググの操縦かんを動かして機体を操縦する。そして敵本陣の目の前に降り立った。「うわー!。奴らMSを出してきた。話が違うぞ」「慌てるな。あれはノブシゲが乗ってるのだろう。そこのMSパイロット名前を名乗れ」「ホシイノブシゲ。お前たちが欲しがってるMSとドールは俺が確保してる」「ならば即座に引き渡せ」「そうはいかん。生憎と個々の獣人族との契約というか逃げ出す時間を稼いでくれと頼まれたのでな」「そうかではやむ負えん」そういって総督軍が攻撃をしようとするが。ゲルググのライフルの銃口を本陣へ向けそして無言で引鉄を引くとライフルからビームが飛び出て本陣を掠めて大地が直線状にえぐれていった。それを見た取り巻き達が大慌てするがそれを一括する総督。「とまあ、こういう風に数分以内にあんたらを殲滅するのは容易いわけですよ。ですが、それをしたくはない。そこでどうです取引と行きませんか」「うむ。やむ負えんそういう事ならわかったぞ」という感じで俺はウラジオ総督軍のボスと話し合いその結果現時点から48時間の休戦が決まった。「お前たちも早く逃げろよ。あとは俺がヤルゾ」「わかった」そして、24時間経過前にアベンジャーが戻ってきた。「ご苦労。アベンジャーお前は先にウラジオに戻れ」「判った。だがそれでいいのか」「むしろ、お前がここにいると的になる。故に先にここを離れてそして後をつけてもらいたいのだ。そしてどこに入れられたのか見届けたらだ・・・」「なるほど。そういう事かならば久々に強襲することにもなるわけだな」「そうだ。スマンな」「気にするな。戦場を飛び回るだけが我らではないという事を教えてやるぞ」そんな会話をしてアベンジャーは飛び立っていった。それから獣人族たちが安全圏に到着したという連絡が入ってから数時間後停戦期間が終了した直後に俺達はそのまま投降を決めて総督府本隊に捕まった。そして回収部隊が来てお目当ての機材がウラジオに移送されたころ本国では「ユキムラ。君に新しい任務を与える。マツダイラ伯爵の護衛任務を言いたい」「わかりました。何故に」「ああ。ウラジオ近辺で新型MSが発見されたその機材の起動チェックとオークションが行われるので彼の身辺







